「isn't she lovely」はギターのセッション曲として人気のある曲です。
しかし実際に挑戦してみると、アドリブが上手くいかなかったり、フレーズがマンネリ化してしまったりして、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
今日は、普段の練習とは違う視点から曲を体験することで、アドリブの上達や発見が得られるような、おすすめの練習方法を紹介しようかと思います
その方法とは、少し意外に聴こえるかも知れませんが、
「ギターではなく、キーボードでアドリブをしてみる」ことです。
isn't she lovelyのCメジャーキーのバッキングの上で白鍵のみでアドリブをしてみましょう。ギターを弾いていたときには気が付くことが出来なかった、色々な発見があると思います。
youtubeにkeyCのバッキングトラックがあったので、この記事の最後にリンクを記載します。それに合わせてアドリブをしてみて下さい。
目次
キーボードでアドリブ練習をすることのメリット
キーボードでアドリブ練習方法
おすすめの機材
おすすめのバッキング音源
キーボードでアドリブ練習をすることのメリット
まず、一番大きなメリットとしては、いつもと違う刺激があるということです。同じ練習を続けて停滞している際、違う刺激を得ることで大きく上達することは非常によくあります。
そして、鍵盤楽器が持っている視覚的な明快さに触れられること。鍵盤楽器はギターに比べ、音や音程の把握がしやすいため、自分がどんなアドリブやフレーズを弾いているのかが非常に理解がしやすいです。
特にCメジャースケールについては、鍵盤楽器に全く触った事がない方でも、ギターで数年かかるレベルの習熟度に一日で到達することができる楽器です。そのため、楽器を弾くために多くの処理能力を使う必要がなく、アイデアに集中できることも大きなメリットです。
キーボードでアドリブ練習方法
まず、難しいことは考えずチャレンジして欲しいのですが、最低限押さえておきたい3つのポイントを書いたので参考にして下さい。
・2オクターブ位の範囲のみを使う。
・指は左右1本ずつ使う。(鍵盤楽器の経験の有無に関わらず。)
・面白いことを探すつもりで、色々試す。
飽きてきたら音域や指については変えていった大丈夫です。
おすすめの機材
レッスンでこの練習方法を紹介する際は、macにmicroKEY Airを繋げてガレージバンドのエレピの音を使っています。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/210570/
2~3オクターブの安い電子キーボードでも十分です。
https://www.soundhouse.co.jp/products/detail/item/156628/
音色はピアノよりもエレピの方が曲に合っていて楽しいと思います。
おすすめのバッキング音源
キーがCに変更された、ins't she lovelyのバッキング音源です。
最初の12小節はイントロなので、そのあとから始めるとやりやすいと思います。
次回はこの練習方法で試せるアイデアをいくつか書いていこうと思います。