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ギターを無理なく続けるための「習慣化」のすすめ

最近は暖かい陽気の日も多くなり、本格的な春が近づいているのを感じますね。
春は色々なことが新しくスタートする季節。これから趣味や習い事としてギターを始めたい、と思っている方も多いのではないでしょうか。

当教室でも、毎年、春になると新規で入会される方や、体験レッスンの問い合わせが多くなります。
初めてギターを手に取って演奏する事は、新鮮で楽しい体験になると思います。しかし、最初は順調でもしばらくすると練習が続かなくなり、数ヶ月でギターの演奏を挫折してしまう方が多いのも事実です。
もしギターを弾くことにモチベーションを持っていたとしても、実際に生活の中で慣れない楽器を手に取るのは、予想以上に難しいものです。

私は、初心者の方がギターを続けるために最も大切なのは、モチベーションを保つ事や、いっとき練習に没頭する事ではなく、ギターの演奏を「習慣化」する事だと考えています。

もし練習がうまく行っていたり、時間に余裕があれば自然と演奏したくなるものですが、たとえば仕事が忙しくて思うように時間が取れない時や、やる気が出ない時に、無理なくギターを手に取れるような習慣を作っておくことが、ギターと長く付き合っていくための鍵となります。

毎日少しでもギターを弾いていれば、必ずギターの演奏は「習慣化」することができます。ギターを弾く習慣が一度しっかりと生活に根付けば、演奏の楽しみもモチベーションも、あとから自然に付いてきます。

習慣化するためには「一日に一度ギターに触る」だけで十分です。
ギターをただ構えるだけでも十分ですし、コードを一つ弾くだけでも構いません。

重要なのは、たった5秒や10秒で終わる、毎日必ず行う「最低限の練習」を習慣化することです。

ギターを続けるために最も重要なのは練習の量ではなく、ギターを演奏するスイッチを自分の中で常に「オン」にしておくことです。その中でギターをただ触るだけの日、少し弾く日、たくさん弾く日、というグラデーションを作り、じわじわと生活へ取り込んでいくことで、確実に習慣化することができます。

練習を習慣化して、ギターと長く付き合うことができれば、誰でも着実に上達することができます。
楽器未経験からギターを始める方は、まず3ヶ月〜半年ほどかけてギターを焦らず「習慣化」していく事をおすすめします。

4月からの新生活、ギターを弾くことを無理なく「習慣化」して、演奏を楽しみましょう!

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