リズムの練習と勉強において、非常に重要な技術があります。
それは「手でリズムを叩く」という技術です。
とてもシンプルなことですが、手でリズムを叩く練習を改めて行う機会は意外と少ないように思います。
リズムの練習をする際、最初からギターを使うことももちろん可能ですが、ギターを弾くという動作は、実は非常に複雑な動きをしています。
手を叩くというシンプルな動きで練習することによって、ギターのテクニカルな問題を切り離して、リズムにフォーカスした練習をする事ができます。
「手でリズムを叩くための練習方法」
以下の5つの方法で、腿や机などを叩いて練習をしてみてください。
指や手首を固めず脱力して叩くことを意識しましょう。
(A) 均等な速さで左右交互に叩く練習
4つで一まとまりと感じるようにしましょう。
頭の中ではタカタカタカタカや12341234と考えながら叩くとやりやすいと思います。
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※Rは右手,Lは左手
(B) 4つの音の最初の音を強く叩く(アクセント)練習
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(C) 3つで一まとまりと考え最初の音にアクセントをつける練習
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(D) 4つで一まとまりと考え、アクセントの位置を1,2,3,4番目と順にずらす練習
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※アクセントの位置を分かりやすくするため、この練習だけ()をつけて表記しています。
(E) 8つで一まとまりと考え、1,4,7番目の音にアクセントつける練習
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