練習や演奏活動をする中で、腱鞘炎など、指や手首の腱の故障で悩んでいるギタリストは沢山いらっしゃると思います。
私はこれまでずっと、腱という組織は鍛えることが出来ない部分だと思っていました。しかし、実は腱は鍛えることができるらしい、という意外な事実を最近知りました。
これは現在腱鞘炎などの症状が出ている方にはお勧めできないものですが、故障や再発予防のための選択肢として、知っておくと良い情報だと思います。
下記の2本の動画では、いくつかの論文に基づいて、腱を鍛えるのに有効なトレーニングについて解説しています。
すごく簡単にまとめると、アイソメトリックのトレーニングや機械的な刺激によって腱を鍛えることができる可能性があるという内容になりますが、手の問題はギタリストにとって非常にデリケートな事なので、興味がある方はぜひご自身で色々な情報や論文などを調べてみて、実際に採用するかどうかを検討する事をおすすめします。
もし故障を予防を期待してトレーニングを行って、逆に体を痛めてしまったら元も子もないので、くれぐれも慎重に検討してみてください。