
先日、上野にある国立西洋美術館に足を運んできました。
ここ数年、音楽史と並行して美術史も学んでいて、美術館そのものへの興味がじわじわと湧いてきていました。
今回は常設展をじっくりと見て回ってきました。
知識が増えると、見え方が変わる
美術史を学んでいたおかげか、以前よりも絵を楽しめるようになったことを、館内を歩きながら実感しました。
- 誰が描いた絵なのか
- どんな絵なのか
- その絵が描かれた時代背景や、描かれた人物の背景
こうした知識が少し増えるだけで、一枚の絵の見え方が変わってくるもので、ただ「きれいだな」で終わっていた絵が興味深く、以前より楽し見やすくなった実感があります。
これは音楽にも通じるところがあると思っています。曲の構造や理論を知ることで、同じ曲を聴いても聴こえ方がまったく変わってくる。それと同じ体験を、絵画でも味わうことができました。
本で見た絵画に、実際に出会う
館内には美術史の本や動画で紹介されていた有名な絵画も多数展示されていて、「あ、これ知ってる」という絵に実際に出会えたのは、素直に嬉しい体験でした。
そして何より感じたのは、実物と画面越しでは印象が大きく違うということ。美術史を学んでいる中ではあまり興味を持てなかった画家の作品も、実際に目の前で見てみるとイメージがガラッと変わり、むしろ好きになれた作品もありました。
写真や資料集で見るのと、実際にその場に立って絵と向き合うのとでは、まったく別の体験なんだと改めて実感しました。
おわりに
知識を持って何かに触れると、体験の質そのものが変わる。これは美術鑑賞に限らず、音楽を学ぶ上でも同じことが言えると思います。
皆さんも、少し知識を仕入れてから美術館や演奏会に足を運んでみると、これまでとは違った景色が見えてくるかもしれません。